日々の名残り~The Remains of the Days~

日本人とガン


タイトルの「日本人とガン」という字面を見ると昔国語の教科書に載っていた「大造爺さんとガン」を思い出します。
今回の内容に大造じいさんは出てきませんし、ガンは鳥ではないですし、じいさんとガンが知恵比べもしませんし、ハートフルな展開もございませんがご了承ください。

はい!ここから今日の内容です。
以前ブログでお話ししましたが、日本は世界でもっとも長寿で健康寿命も長い国です。
平均寿命と健康寿命URL
そんな世界でも有数の健康優良国でもある日本ですが、実は先進国の中でがんの死亡数が増え続けているのは日本だけなんです。
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がん大国日本
今現在、日本人の2人に1人ががんを発病し、3人に1人ががんで死亡するそうです。
1981年に脳卒中を抜き、初めてがんが死因の1位となり、その後も現在に至るまでがん患者、死亡数は増え続けています。
※1年間で新たにがんと診断された人は74万9767人。30年で2倍以上
ちなみに、アメリカと人口比率でがん死亡数を比較すると日本はアメリカの1,6倍にも上るそうです。
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世界的には・・・。
「日本は高齢化急進社会であり医療が進んでいるから難病のガンが目立つだけ」と安心している人が多いようですが、
世界的に見るとがんで死ぬ人の65%は発展途上国の国民であるそうです。
実際先進国では、がんが原因で死ぬ人は減り続けています。
欧米では、だいたい毎年5%ずつがん死亡数が減っています。それに比べ、日本だけが年々増加しています。
1995年の時点では、日本も米国も同程度でしたが、それ以降、差はどんどん開いていっています。
なぜ、先進国でがんの死亡率が低下しているかというと高度な検査設備により早期でがんが発見できるのと高度な医療技術、先進医療などによりがんを治すことができる可能性が圧倒的に高いからです。
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では、世界トップクラスの医療大国日本だけが、なぜがん死亡数が増え続けているのか?
日本は国の充実した医療制度、そして、世界トップクラスの医療技術(特に手術技術には定評があります。)があるのにがん死亡率が下がるどころか、増え続けています。
一番の要因は、高齢化にあります。がんは生活習慣による遺伝子異常の積み重ねと新陳代謝による細胞分裂の際に起こる一定の遺伝子により発病します。
つまり、年を追うごと、長生きするほどにがんになるリスクは高まります。
がんの発病には老化現象とが大きな要因であるということです。
ですが、高齢化は今や日本だけではなく先進国のほとんどが抱えている問題です。
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考えられる要因
・まず一番は、食生活と体質です。
日本人からしてみれば、現在でも肉食中心の欧米人よりは健康な食生活を送っているはずではないか?とお思いではないでしょうか。
食生活でのガン予防にもっとも効果的なのが抗酸化物質であるそうです。
つまり、天然の食材からの抗酸化物質(ポリフェノール類、ビタミン類)摂取が重要であるということです。
米国では政府が音頭をとって野菜、果物の摂食を増やす運動を40年近く続けており、その結果ガンによる死者も年々減少しています。
反面日本人の野菜、果物の摂取はアジアででも稀有と言える少なさです。
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更に、現代の日本人の食生活は欧米化が進み、肉の摂取量は50年間で約10倍、脂肪分は約3倍にも増えました。
逆に野菜や果物の消費量は減り、米国を下回っている。日本人は運動量も少ないので、健康志向とはいえないかもしれません。
そもそも、日本人と欧米人は体質が異なるので、同じ食事を摂っていても、日本人のほうが糖尿病になる確率が高く。
糖尿病になると、インスリンというホルモンの血中濃度が高まりますが、これにはがん細胞の増殖を促す作用があり、発がんリスクが2割ほど高まることがわかっています。
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ほかにもこんな要因が・・・。
・ほかの先進国に比べてがん検診の受診率が圧倒的に低い。
例えば、子宮がんの受診率は日本では30〜40%ですが、米国では84%と倍以上です。
早期発見が重要なガン治療において、がんの進行により手遅れになるのは日本人の診療ぎらいにもあるといわれています。

・日本は「世界に誇るアスベスト使用大国」
ここ数年、受動喫煙のこともあり、がんになるリスクを抑える為、世間では禁煙の流れが強いですが、環境汚染によるがんリスクについてはあまり話題に上がりません。
環境汚染人体にダメージを与えるのは最大では40年間後ともいわれるほど遅行性です。
しかし、肺がんの原因となるアスベスト、大気汚染、ラドン、ダイオキシンに対して日本人は比較的無関心
です。
近年の部位別ガン発症で日本のトップとなっているのが肺がんです。
タバコを吸わない女性にも多発するために受動喫煙が疑われていますが、60年代から80年代ころから日本ではアスベストを大量使用していたり、ダイオキシンの問題ありました。
このような環境汚染が原因である可能性は非常に高いと思います。
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・日本の治療現場における構造の問題
がんに効果的な重粒子線治療などの放射線治療ですが、日本で約25%、アメリカでは60%程度と日本は圧倒的に少なく、外科医の手術が主流であるため、がんは外科手術というイメージの方が多く。
がんを取り残す可能性があると分かっていても、まず手術が選択されることも多いです。
ここ数年は、比較的欧米の外科医と放射線科医、抗がん剤を専門とする腫瘍内科医の3者が、その患者にとってベストな治療法を話し合うというのが基本スタイルに移行してきています。
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私の祖父も胃がんで亡くなっていますので、がんは他人事とは思えません。
皆さんも日本人の国民病がんにお気をつけて!!

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