日々の名残り~The Remains of the Days~

悪役の哲学~鏡よ鏡よ鏡さん~

悪役の哲学。
光あるところに影あり。古今東西各ジャンルにおいてメインの主人公がいれば、必ず悪役がセットでいます。
また、フィクションだけでなく、歴史上や実生活においても必ず悪役と呼ばれる存在が居続けています。
あなたの人生を振り返っても、悪役とは言わなくてもあなたに敵対する人物、またはあなたの人生の妨げになる人物はいませんでしたか?
悪役の哲学では、悪役たちの性格、趣味嗜好や考え方その生き方などを考察していきたいと思います。

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数年前からディズニーキャラの実写映画が異様に多い気がします。特にプリンセスもの。
そして、その大半がアクション要素の強い映画でディズニープリンセスが傷だらけで戦うものばかりです。
受け身で守られるばかりだったプリンセスたちが・・・。
時代の変化でしょうか?みんな王子より強くないですか?
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ディズニープリンセスが一通り終わったせいなのか、ディズニーチャンネルは現在、悪役のマレフィセント(眠れる森の美女)、ジャファー(アラジン)、女王=魔女(白雪姫)、クルエラ・ド・ヴィル(百一匹わんちゃん)の子供たちを主人公にしたディズニーの実写映画「Descendants」を制作しているそうです。
アンジェリーナ・ジョリーのマレフィセントも話題になりましたからね。
ということで、今回はそんなディズニーの悪役の中から「白雪姫」の女王=魔女について書いていきたいと思います。
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白雪姫の概要

白雪姫は、元々はドイツのヘッセン州バート・ヴィルドゥンゲンの民話で数あるグリム童話の一つとして世界に広まりました。
タイトル及び主人公の呼称の日本語訳名は「白雪姫」が一般的でありますが、原題の「Schneewittchen」雪のように白い子の意であることから、厳密に正確な日本語訳とするなら「雪白姫(ゆきじろひめ)」が正しいそうですが、なんだか語呂が悪い気がしますね。
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あらすじ(グリム童話)
ある国に、「白雪姫」と称される容貌に優れた王女がいた。しかし彼女の継母(グリム童話初版本では実母)である王妃は、自分こそが世界で一番美しいと信じていた。彼女が秘蔵する魔法の鏡は、「世界で一番美しいのはだれか」との問いにいつも「それは王妃様です」と答え、王妃は満足な日々を送っていた。

白雪姫が7歳になったある日、王妃が魔法の鏡に「世界で一番美しい女は」と訊ねたところ、「それは白雪姫です」との答えが返ってくる。怒りに燃える王妃は猟師を呼び出すと、白雪姫を殺し、証拠として彼女の肺臓と肝臓(※作品によっては心臓となっている)を取って帰ってくるよう命じる。しかし猟師は白雪姫を不憫がり、殺さずに森の中に置き去りにする。そして王妃へは証拠の品として、イノシシの肝臓をかわりに持ち帰る。王妃はその肝臓を白雪姫のものだと信じ、大喜びで塩茹にして食べる。

森に残された白雪姫は、7人の小人(sieben Zwerge)たちと出会い、生活を共にするようになる。一方、白雪姫を始末して上機嫌の王妃が魔法の鏡に「世界で一番美しいのは?」と尋ねたところ「それは白雪姫です」との答えが返ってくる。白雪姫がまだ生きている事を知った王妃は物売りに化け、小人の留守を狙って腰紐を白雪姫に売りつける。そして腰紐を締めてあげる振りをして彼女を締め上げ、息を絶えさせる。

やがて帰ってきた7人の小人は、事切れている白雪姫に驚き、腰紐を切って息を吹き返させる。一方、王妃が再び世界一の美女を魔法の鏡に尋ねたことにより、白雪姫が生きている事が露見する。王妃は毒を仕込んだ櫛を作り、再度物売りに扮して白雪姫を訪ねる。白雪姫は頭に櫛を突き刺され倒れるが、小人たちに助けられる。
今度こそ白雪姫を始末したと上機嫌の王妃だが、魔法の鏡の答えで白雪姫の生還を悟る。王妃は、毒を仕込んだリンゴを造り、善良なリンゴ売りに扮して白雪姫を訪ねる。白雪姫は疑いもなくリンゴを齧り、息絶える。

やがて帰ってきた小人たちは白雪姫が本当に死んでしまったものとして悲しみに暮れ、遺体をガラスの棺に入れる。そこに王子が通りかかり、白雪姫を一目見るなり、死体でもいいからと白雪姫をもらい受ける。

白雪姫を棺をかついでいた家来のひとりが木につまずき、棺が揺れた拍子に白雪姫は喉に詰まっていたリンゴのかけらを吐き出し、息を吹き返す。蘇生した白雪姫に王子は喜び、自分の国に連れ帰って王妃として迎える。(ディズニー版では王子のキスで目覚める。この設定でなければ王子は死体に恋したただの変態です。)

白雪姫と王子の結婚披露宴の席。王妃は真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされ、死ぬまで踊らされる。
~ウィキペディアより参照~
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自分の娘を執拗に何度も殺そうとする女王恐ろしいですね。原作では実母だからより怖い。
王妃はその肝臓を白雪姫のものだと信じ、大喜びで塩茹にして食べる。←完全に正気じゃないです。
王子が通りかかり、白雪姫を一目見るなり、死体でもいいからと白雪姫をもらい受ける。←どう考えてもよくない。
王妃は真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされ、死ぬまで踊らされる。←シンデレラの継母も確か最後焼けた靴で踊らされていましたね。グリム兄弟焼けた靴踊り好きですね。
ちなみにかつて魔女裁判において、真っ赤に灼けた鉄製の靴を履かせる拷問が実際に行われていたそうです。
グリム兄弟はきっとそこからアイディアを取ったのでしょう。
そして、これが女王=魔女という説明にもなりますね。じゃあ、シンデレラの継母も・・・。
ディズニー版では、七人の小人に追い詰められ、岩を落とそうとするも落雷に打たれ、崖から転落し、その後、ロスト島という島で暮らし、イヴィという子どもを持つ親となっているそうです。
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傲慢と嫉妬の魔女 クイーン・グリムヒルドの逸話。
あまり知られていませんが、ディズニー版の「白雪姫」の女王(魔女)には名前があります。
その名は「クイーン・グリムヒルド」。100%悪役の名前ですね。
ちなみに老婆の姿の時はウィックドウィッチというそうです。
そのグリムヒルドが女王として座っているのは「peacock throne」という金色の王座
peacockは日本語で孔雀、彼女の究極の自慢や傲慢さをその座に居座ることによってシンボル化しているそうです。
※七つの大罪において傲慢に該当する動物は孔雀。
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数いるディズニー作品とその悪役ですが、ディズニーの長編映画ではじめて言葉を発したのがグリムヒルドであったそうです。
それまでのディズニー映画では悪役は、言葉を発さなかったそうです。
演じた声優は女王グリムヒルドと、白雪姫に林檎を渡すウィックド・ウィッチ両方の声優を担当しました。
その際、おばあさんのしゃがれた声を出すために、虫歯を抜くことによって声質に変化を与え、セリフを録音したそうです。
美しく傲慢な女王のモデルには多くの材料を参考にしたそうです。
その中の一人が、Joan Crawford(ジョーン・クロフォード)という「ミルドレッド・ピアース」で、アカデミー主演女優賞を獲得した大女優がいます。
おそらく、グリムヒルドは白雪姫よりこだわって作られたキャラクターではないのでしょうか。
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嫉妬の炎は、より自分に近しい位置にいるものに対してほど大きく激しく燃え盛る。
人は誰しも、嫉妬と傲慢というのを潜在的に内に秘めています。
自分の立場が強くなる、上に行くほど人は心のどこかに抱えた傲慢さが顔をうかがわせます。
一方で、自分の立場が弱く、低くなるほど人は心の奥にある慢心、怠惰を引き出します。
その二つは恐ろしいもので、少しずつ本人を蝕んでいきます。
周りの人間は気づいてもなかなか自分で気づくことはできません。
そして、手遅れになった時に初めて気づくのです。
まるで鏡に映る自分が自分ではない誰かのように・・・。

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嫉妬とは、人の本能的な感情だと思います。
誰かよりも自分が上に立ちたい、自分が幸せでいたい、あいつより自分のほうが優れている。
せめて、自分の周りの人間よりと・・・。
もしも、嫉妬という感情がなければ、人間は誰しも平和で等しく貧しかったのかもしれません。
ある程度他人を羨む羨望すること、誰かに負けたくないと負けん気を出すことは悪いことではないですが、それがマイナス方向に向かうときっと人は不幸になります。
自分が対等の位置まで上り詰めるよりも、相手を蹴落とすほうが簡単だからこそ人は嫉妬に溺れた際本来の目的すら失い他人を陥れる悪役へと自ら進んでいきます。

嫉妬という感情は自分の知らない他人や遠くにいる人間よりも自分の近しい人間やよく知る人物に対してより強くそして執拗に現れます。
なぜなら、相手をよく知る分いざ相手が自分よりも上である、自分より優れている、自分が負けてしまった場合過去や自分が劣っている部分以外を探し、なぜこんなやつに私がと相手の悪い部分や粗を探し出し、自己弁護をして相手を悪役に仕立ててしまいます。
人は誰しも、他人を値踏みし勝手に評価をつけ、その人のすべてを知らずとも、まるでそれが本当にその人自身の能力であると決めつけてしまいます。
そして、それが覆ってしまった場合素直に受けいれるどころか自分の評価が間違っているはずがないと相手の粗を探し攻撃します。
無題
この二つの感情とうまく付き合っていくことが人生を有意義に過ごすのには必要不可欠なのかもしれません。
そのためには、この二つの感情が大きくなり、取り返しのつかない状態になる前に自らの行動や相手との接し方、そして他人を色眼鏡をかけてみてないかを日頃から振り返ることが必要なのかもしれませんね。

今鏡に映るあなたの顔は傲慢や嫉妬に染まってはいないでしょうか?
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