日々の名残り~The Remains of the Days~

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このとき、作者は何を考えていたのでしょう?/登場人物の気持ちを答えなさい。

学生時代を振り返ると今勉強しているこれっていつ使うんだろう?
来役立つことなんてあるのだろうか?
という疑問
は誰しもが抱いたことがるのではないでしょうか。
例えば確実に日常会話で使うことのない意味不明な英語の例文。「これはペンですか?」「いいえ。これはトムです。」
日常生活で何を求めるときに使ったらいいのかわからない公式
苦手科目については特にこんな思いを抱いたことでしょう。
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その中でも、特に槍玉に上げられるのが現国系の「この時の作者の気持ちを答えなさい。」「この時の登場人物の気持ちを答えなさい。」のような問題ではないでしょうか?
「自分・・・エスパーじゃないで・・・。」や「本当にこの問題を作った人はこの時の作者の気持ちを理解してるのか?」という感想を持つ方は少なくないと思います。
しかもテストで意外と配点が高いなんてこともあるこの問題に対して世の中は避難轟々です。
無題
ただ、私個人としては、この問題を答える力ってじつは人間社会を生きていく中で必要不可欠な能力だと思います。
そもそも、この問題は本当にその時の作者の気持ちを考え答えるのではなく、「この作品を読んであなたはどう思いました?」というのを問っているんですよね。
じゃあ、自分が思ったことを答えたらなんでも正解になるんじゃないかと思うところですが、この問題のやっかいなところはある程度の範囲で決められた答えがあるということです。
その答えとは、おそらく多くの人間がこの作品を読んで抱くであろう感想です。
つまり、この問題は「世間一般の多くの人は、この作品を読んでどんな感想を持つか」を答えてくださいという問題なんです。
作者の本当の気持ちやなんて知りません。まして、あなたの読んだ感想なんて興味ありません。そんなのは、チラシの裏や勝手にツイッターにでも呟いてください。そんなことより、一般的な人はこの作品を読んでどう思うか考えてくださいよ。というようなまるで圧迫面接のような問題なんです。
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この問題を解くのに必要なのは、心理学や哲学、認識論における概念である「統覚」や「共通感覚論(きょうつうかんかくろん」と言われるものです。
例えば、道端に落ちたアイスクリームがあり、その目の前で女の子が泣いています。
この状況を想像すると多くの人は「この子は買ったばかりのアイスクリームを落としてしまい泣いているんだ。」と思います。
決して、「じつは昨日お父さんがリストラされて明日から一家離散になり泣いている」なんて答える方は多くはないですよね。
ただ、本当にこの子のお父さんが会社の金を横領して解雇され、一家離散して明日からどうしていいのかわからず、泣いているのかもしれません。
ただ、今求められている答えはそんな状況証拠のない、そして、一般論からかけ離れた答えではないのです。
つまり世の中の多数派、一般的な価値観を問われているということです。

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自分の価値観を持つことは大事です。
でも、それだけを持ち合わせて現代社会を生きるのは困難です。
人は、自分の感性と違うものや異質なものを嫌います。
特に、「空気を読む」というよくわからない習慣がある日本においては特にそのきらいがある気がします。
別に心の底から一般と同じ多数派の意見を取り入れる必要はありませんが、人間関係を円滑にするために当たり障りのない周りに合わせた答えや感覚を持ち合わせておいて損はないと思います。
世の中基本ダブルスタンダードで生きないと生き辛いです。
無題
この発言を今発したら相手がどう思うだろう?
こんなことをされたら相手はどう思うだろう?
今この人はどんなことを思っているのだろう?
自分が同じ状況ならこう思うが、相手も同じに思うとは限らない。

どれも正解なんてのは当人にしかわからないですが、相手の考えや立場に考えを置くというの生きていく中で役立つことだと思います。
そう思うとなんとなく意味のある問題なのだなと思う反面、こんな問題をやっているからいじめや独特な感性を持つ人間が避難される世の中になってしまうのかなと思ったりもします。
みんな違って、みんないいとはなかなかいかないものでしょうか?


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