日々の名残り~The Remains of the Days~

悪役の哲学~パドメ、アナキンはダークサイドに転向した・・・。~

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悪役の哲学。
光あるところに影あり。古今東西各ジャンルにおいてメインの主人公がいれば、必ず悪役がセットでいます。
また、フィクションだけでなく、歴史上や実生活においても必ず悪役と呼ばれる存在が居続けています。
あなたの人生を振り返ってみても、悪役とは言わなくてもあなたに敵対する人物、またはあなたの人生の妨げになる人物はいませんでしたか?
悪役の哲学では、悪役たちの性格、趣味嗜好や考え方、その生き方などを考察していきたいと思います。
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デンデンデン・デンデデン・デンデデン…♪
今回は、10年振りの新作が話題の「スター・ウォーズ」シリーズのダースベーダー(アナキン・スカイウォーカー)です。
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スターウォーズとは
遠い昔の、はるか彼方の銀河系を舞台としたスペースオペラ(宇宙空間で繰り広げられる騎士道物語的な宇宙活劇)
辺境の惑星で奴隷の身分であった一人の少年アナキン・スカイウォーカーとその子供達の成長、銀河系の自由と正義の守護者、ジェダイと銀河系の悪と恐怖の信奉者シスの攻防、そして銀河規模の共同国家体である銀河共和国から銀河帝国への移行、その後銀河帝国の圧政に対する反乱により再び復活した「新共和国」への変遷を描いた物語です。
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そう!悪役ダースベーダーは元々爽やか主人公だったのに、シリーズの途中で闇落ちして黒ずくめ仮面おじさんに変わるのです。
ちなみにエピソード6で死亡しますので、新作には出ないです。(新作まだ見てないので、確認してませんが・・・。)
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スター・ウォーズシリーズは、三世代の主人公により紡がれる、3つの3部作からなる「全9部作(予定)」の作品です。
商業的戦略として映画の公開順と物語の時系列はバラバラになっています。
アナキン3部作
1.『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年公開/3D版:2012年公開)
2.『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年公開)
3.『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005年公開)
ルーク3部作
1.『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年公開/特別篇:1997年公開)
2.『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年公開/特別篇:1997年公開)
3.『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年公開/特別篇:1997年公開)
レイ3部作
1.『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』(2015年公開)
2.『スター・ウォーズ エピソード8(仮)』(2017年公開予定)
3.『スター・ウォーズ エピソード9(仮)』(2019年公開予定)

物語を時系列通り見たい方は、この順番で見てください!
ちなみに私は、エピソード1/ファントム・メナスが好きです。
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ダースベーダーとは、
銀河帝国(敵側)の皇帝パルパティーンの右腕。
全身の大半がサイボーグ化された巨漢で、体のすべてが黒いマスク・スーツ・マントで覆われている。
絶えず呼吸音を発し、機械的な音声で喋る様が象徴的。
皇帝の右腕として銀河全域で辣腕を奮う指揮官であり、銀河で最も優れたフォースとライトセーバーの使い手の1人であり、パイロットとしての腕前も超一流と、作中では最も強大なキャラクターの1人です。
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アナキン・スカイウォーカーの一生(ダースベーダ―誕生まで)
奴隷であった母シミ・スカイウォーカーの子として生まれる。
父親はおらず、フォースの意思によってシミが妊娠し、生まれたとされる。(北欧神話的なノリです。)

奴隷として虐げられる幼少期

アナキンの星にたまたま立ち寄ったジェダイマスター・クワイ=ガン・ジンによって自由の身となる。
このときナブーから亡命中だった女王パドメ・アミダラと遭遇し、恋心を抱く。

敵との戦いで恩師クワイ=ガンは死亡。
その弟子であるオビ=ワン・ケノービがヨーダを説得しアナキンの師匠となる。
このとき、ヨーダ(ピッコロ・シュレックと並ぶ三大緑色キャラ)が「こいつたぶん将来なんかやらかすぞ!」と警告。
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数年後、立派に成長したアナキンはパドメと再会し、ジェダイの掟に反して、恋に落ちる。

最愛の母をなくす。

戦闘中に右腕を失う。

パドメと極秘婚。しかし、すぐバレる。

クローン大戦では共和国軍を率いて数々の武勲を立てる。
その最中、妻が妊娠するという幸せに恵まれるが、そのパドメが出産によって死ぬという悪夢を見てしまい、彼女を死から救うための強大な力が欲しいという思いを募らせる。 (闇落ちまでのカウントダウンスタート)

その思いに漬け込んだパルパティーン議長(ダース・シディアス)※敵の間者によって、次第にオビ=ワン、ひいてはジェダイ評議会に対する猜疑心に取り込まれる。

正体を現した議長を逮捕に向かったメイス・ウィンドゥ(ヨーダの次に偉い人)の腕を切り落とし、彼の死を招く。
そして、シディアスの説得に負け、遂にフォースの暗黒面に転落。

ダースベーダ―誕生
デンデンデン・デンデデン・デンデデン…♪
あんなに可愛かったアナキン少年が・・・黒ずくめ仮面おじさんに・・・。
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悲劇と悪運の元に生まれたヒーロー・アナキン・スカイウォーカー

アナキンの人生を振り返ると運命に振り回されっぱなしです。
そもそも、スターウォーズは、欧米の文学、および比較神話学者のジョゼフ・キャンベルによる神話的雛形と汎神論的考えを元にした、神話学・人類学的作風に作られています。
そのため、アナキンはフォースの意志によってダークサイドに落ちる運命を背負って生まれてきた可能性が高いわけです。
恩師クワイ=ガンに出会わなければ、一生奴隷。
出会ったとしてもいずれフォースの意志により暗黒面に落とされる。
人生ベリーハードモードです。
運命のせいだけにしてしまうと話が終了してしますので、さらに考察していくとアナキンが暗黒面に落ちたのは、生まれ持った純粋すぎる心とちょっとした猜疑心そして、力への渇望が原因であると推測されます。
生まれながらに奴隷として生きてきたアナキン、奴隷という抑圧された境遇にあった為か、生存欲求や上昇志向も人並み外れて強く、これに愛しい者への激しい思い入れからの失うことへの恐怖心が合わさり、強大な力を渇望する心へと繋がっています。
さらに最大の理解者で最愛の母シミ・スカイウォーカーの危機を予知で察知しつつも、救い出せずに亡くしてからは、愛する者を失う恐怖心にますますかられてしまい、妻パドメに対する執着というジェダイとして致命的な弱点をさらに強めてしまい、激しい感情に駆られやすく冷静な判断を上手く取れず、物事を独力のみで解決しようとしたり傲慢に陥りやすく所を付け込まれて、ダークサイドに落ちます。
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コンプレックスを持った人間ほど、過去のトラウマに苛まされ、本能的に自らを守ろうとその過去を払拭したイメージを求めます。
昔、いじめられっ子だった子が、今ムキムキだったり、地味だった子に限って、久々に会ったらすごいギャルになっていたなんてのも過去のトラウマの反動だったりします。
アナキンもそのタイプなのかもしれません。
もちろん。過去の自分を払拭して新たな自分を構成することは素晴らしい事ですが、過ぎたるは猶及ばざるが如し。
そのトラウマに追いかけられるばかりの人生では、いつか自ら進んで人生の落とし穴に落ちていくことになります。
過ぎてしまったことは、もうどうにもできませんが、人はそれを理解していても誰しもがそのように割り切ることはできません。
小さなささくれを見つけてしまった瞬間に自分の過去をフラッシュバックしてしまい衝動的な行動をとってしまうことのほうが多いです。
そのように過去のトラウマの傀儡になるのではなく、時には自ら振り返り、自分の過去にある程度の割り切りを持つことが人生のダークサイドに落ちないためには必要なのかもしれません。
そして、そのようなときこそ、周りの人間の意見に耳を傾けましょう。

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