日々の名残り~The Remains of the Days~

無理に天国を作ろうとすると、たいてい地獄ができあがる。

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今朝のニュースでいじめによる自殺が報道されていました。
最近、多いですよね。
いじめというのは、加害者だけでなく見て見ぬふりをしていた傍観者にも少なからず責任があり、罪の意識を感じるためや自分は巻き込まれたくないという意識から関係者が揃って口をつぐみます。
文部科学省の調査によると児童の自殺数は近年、増加の一途を辿り、平成23年からは年間200人を超えるそうです。
そのうち、いじめが原因とされるものは、10%にも満たないそうです。
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なんだか、想像よりいじめによる自殺数が少ない気がしませんか?
実際、皆さんの中にも児童の自殺=いじめが原因と考える方が多いと思います。私もそう思いました。
恐らく、実際のいじめが原因での自殺はもっと多いと思います。
しかし、学校側や加害者、関係者が揃って隠ぺいをしていじめが原因ではないように処理されている気がします。
実際、児童の自殺の原因として挙げられているのが、「学業不振」「親子関係の不和」「将来への不安」であるそうです。
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よくよく考えなくても、どれもいじめと直結できる理由ではないでしょうか?
学校での人間関係が上手くいってるのであればある程度勉強ができなくても自殺するまで追い込まれるでしょうか?
最近家庭内暴力や親になりきれない親もいますので、家庭環境については、必ずしもいじめに関連付けることはできませんが、いじめられている子は多くの場合親には絶対にいじめられていることを話しません。
その点から、いじめによる親子関係の不和は考えられます。
将来の不安については、人は今現在が充実していたり、今の現状に満足していればそこまで将来について悲観することはありません。
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つまり、今の現状が耐えきれない状態、虐げられ抑圧された状態であるからこそ将来に不安を感じるのではないでしょうか?
そうなるといじめとの関係性はないとは、言えません。
こう書いているとなんでもいじめに関連付けたいだけと思われそうですが、可能生としてはあり得るという話です。
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大人は大人の世界、子供は子供の世界がそれぞれあります。
それぞれの世界は、同じ社会であってもそれぞれ他者の介入を良しとせず独自の世界感があります。
その世界観は、実際同じ立場でその世界の一人として毎日を過ごさなければわかりません。
そして、それぞれ、閉鎖されおり、、閉鎖された世界では大小問わず、悲劇が起きます。
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ところで、人を自殺させる(例えば「死ね」などと言いその人が自殺した場合)殺人罪には問われず、自殺関与・同意殺人罪または、自殺教唆罪に問われます。
言葉と行動には、気を付けましょう。
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いじめによる自殺の話題をすると年齢層の高い方は、私たちの世代にはそんなことはなかったと口を揃えて言います。
実際、児童の自殺率がどのように推移しているのか、日経新聞に分かりやすい図がありましたのでお借りしてお話します。
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図を見ていただくと分かる通り、意外に昔のほうが自殺率が多いんです。
自殺理由は、「貧しさ」「奉公先での酷使」また、「教師による過度の体罰」などだそうです。(ここでもいじめに通じるものがありますね。)
戦時中は、自殺率が著しく低下しています。
データの信憑性が薄いもの、明確な敵国がいることで内輪内でのもめ事は少なかったのかもしれません。
戦後、高度経済成長により社会が安定したことで自殺率が低下しています。
未来への希望に溢れていたこともあり、今現在が辛くても将来に希望を持てたことが自殺率低下の大きな要因かもしれません。
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一方で90年代以降、子どもの自殺率が急激に上昇しています。俗にいう「失われた20年」という期間ですね。
高度経済成長期やバブル期と異なり、暗い話題ばかりが多く将来に希望が持てず、今の辛い現状を耐えたところで、明るい未来が開けるとは思えないという子供が多いのかもしれません。
学校や親子間だけの問題と捉えがちな児童の自殺増加問題ですが、こうしてみると社会全体の問題なのではないでしょうか?

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